2021/04/22 環境認識のズレ
4月22日木曜日のポンド円。左が1時間足、右は5分足です。
アキちゃん先生は15時に渾身のショートをしたと仰ってました。
・ワントップからの下降が上昇のウェッジ部分を抜けている
・切り上げライン抜け
以上の1時間環境認識からショート狙いとなります。
このように一気に落ちてくる場合、落下地点(緑ライン)を基準としたヨコヨコから20MAへの寄り付きを待って再度ショート、という流れになるそうです。
ところがガクンと大きめに下がったんですね昨日。そこから午前中までにできた形をみるとダイモンドを形成。ヒゲ先安値から再度切り上げラインを引いて待機。ライン抜け、15時に陽線が確定した後5分足で下がり始めたところ、赤矢印でショートするのが正しいエントリーとなります。
で、私は何をやったのか…?
<私の環境認識>
4時間足はまだ上昇トレンド中。下降の61.8からの下げ中だけど戻り売りではない。安値抜けるまでは方向感がない。
下髭で返されている陽線もあるけど売り買いが拮抗している。
下からのトレンドラインもあり上にも可能性がありそうでどうとも言えない。
少しは下がり余地あれど、抵抗も目の前にみえるNゾーン。
1時間レベルの戻り高値を勢いよく超え、下値を割り込んでいない点からもまだまだ目線は上。
1時間押し安値を割れば買いは無いかもしれない。1時間包み足下限がピンク線だけどここで反発してくれればありがたい。
シナリオは青ライン付近(青矢印)での買いです。
・1時間の水色トレンドライン ←これがそもそも3点つけてないので間違い
・直前上昇のネック ←そんな小さなところ…誰も見てないよ~。
それよりもおおきなネックが緑線ですでに割り込んでいる事実を無視。
4時間足がまだ下降トレンドではないから買いしか考えない、というのはいいですけどだとしたら今日はそのチャンスはないわけで・・・
4時間足のトレンドでトレードするならちゃんと4時間レベルのネックラインへの押しが確定してからエントリーするべきです。
デイトレードをしているので、4時間の天底とポイントでの高安を知っておくべきではありますが
1時間足の流れを4時間の枠に無理やり当てはめようとしていました。
1時間は明らかに「流れは下」なんです。
そして、今の私の見方だとありとあらゆるネックや高安に抵抗があると考えているんですよね。
ほんとに小さなネックでも。
流れがどちらにあるか?
その上で、どの節目にポジションが残っているのか?
を考えないとダメです。(前も書いてるような…?)
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1時間足チャートで私が反発すると思ったポイント③です。
しかし、②~③で売った人のポジションはすでに消えていると思います。
そもそも前日日足陽線見て買いで入った人が多勢だろうという場所であり、損切りを巻き込んで大きく上がって行った場所です。
残りの建値決済組は4/21のヒゲ反発が回収していると読みます。
2回目の接触で少し揉みますが残骸を回収してスッと落ちていったことからもここから買い注文は入らないと判断してスルー。
じゃあまだポジションが解消されていない場所は①です。
ここで売った人のポジションが残っている場所です。
直近上昇の起点なので、継続させたい勢が買いで入ってくる場所でもあります。ダブルの買い圧力で、売るならここまでだろうと考えます。
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これを正さない限り逆行トレードを続けることになりそうです・・・
2月26日の相場も1時間足で見て急に上に切り返してきたように見える場所でさえ、5分足レベルの戻り高値を超えるところから始まっているんです。
今日の場面で買いをするには、その条件すら満たしていないんですよね。
突拍子もない上昇をイメージ。
それっておっかけショートをして切り返される失敗をしているからですよね。
潜在意識がその逆をしてやろうって思って間違ってるわけです。
でも、よくよく振り返ってみれば、逆行される先っぽ掴みは常に1時間足の流れに逆らっている時です。
例えばコレ↓(1時間足チャート)
ポンドドル4/27、赤縦線での売りで逆行。どうみても上昇トレンドですよね。
お次はコレ↓(1時間足チャート)
ユーロ円4/19、赤縦線での売りで逆行。どうみてもレンジ下限ですよね。
節目の重要度を正しく認識すること。
1時間足の押し目、戻り目、転換のフォーメーション…
以上をきちんと整理するところが環境認識の要だと思います。簡単に思考を修正できれば苦労しないんですけどね。自分には難しいです。